今日もがんばったね!

おうち教育で子ども2人医学部合格

GWに家庭で楽しむSTEM教育:おすすめのアイデア集

 

 

 

 

こんにちは、ともきりママです。

 

ゴールデンウイークが近づいて来ましたね。今回は、GWに家庭で楽しむSTEM教育のおすすめのアイデアを紹介します。

STEM教育とは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Mathematics)を学ぶことで、創造力や問題解決能力を育成する教育方法です。私の子供が通っていたイギリスの小学校では、STEM教育に力を入れており教科書の授業と同じくらい実験や校外学習に力を入れていました。

STEM教育の目的は、子供は将来さまざまな場面で直面する問題に対して、柔軟に解決策を見出せる能力を身に付けることです。学校の教育に加えて、家庭でSTEM教育を取り入れることで、子供はより幅広い知識やスキルを習得できると思います。

これから、この連休に家族で楽しく実践できるSTEM教育のおすすめのアイデアをいくつか紹介します。新しい発見や体験を楽しみましょう。

 

親子で楽しむSTEM教育のアイデア

  1. 科学実験を楽しむ
  2. 親の料理を手伝う
  3. プログラミングに挑戦する
  4. 天体観測をする
  5. 顕微鏡を使う
  6. 楽器を作ってみる・音の実験

  

 

1.科学実験を楽しむ

 

科学実験は、身の回りにある現象を観察したり、仮説を立てて検証したりすることで、科学的思考力を養うことができます。いくつか例を挙げます。

 

  1. 太陽光による植物の成長実験:この実験では、太陽光を利用して植物を成長させます。まず、植物の種を入れた土を小さな鉢や容器に入れます。そして、日が当たる明るい場所に置いて観察します。植物が成長していく様子を観察し、記録したり写真に撮ったりします。
  2. 砂糖水を使って結晶作り:この実験では、砂糖水を冷やして結晶を作り観察します。まず、砂糖を水に溶かして濃い砂糖水を作ります。その砂糖水を器に入れてスプーンでよ~く混ぜます。そして冷蔵庫に入れて、しばらくすると結晶ができます。結晶を眺めたり、触ったりして、楽しむことができます。
  3. 酢と重曹の反応実験:お酢重曹を混ぜると泡がたくさん出てきます。この反応を観察します。厚めの容器の底1㎝程度のお酢重曹は小さじ1杯ぐらい入れてブクブクと泡が出て来る様子を観察します。
  4. 紙飛行機で実験:紙飛行機を作って、どのような形が飛ぶのか、また、重さや大きさが違うとどうなるのかを試してみます。

これらの実験以外にも教科書に載っている実験を改めて家庭で再現してみることも良い教育になると思います。また、どんな実験でも、必ず親の監督の下で安全に実験します。

我が家の場合、植物観察は欠かさず実行していました。また、家が校外にあったため、さまざまな植物や動物を目にする機会があり、それに関連したちょっとした実験も楽しむことができました。身近にあるもので、大人の目から見ると当たり前の現象でも、こどもにとっては不思議に思えることが多々あるので、子供目線で見つけます。

 

2.親の料理を手伝う

料理を間近に見て、お手伝いすることで、食材の選び方や保存方法、調理器具の役割、料理の段取り、など、創造力や思考力が伸びる可能性が大きくなります。親は、食材の出身地や栄養を説明します。最初は、火を使わない料理、例えば、おにぎりやサンドイッチ、ゼリーなどを一緒に作ります。食材を切るのは親がやります。子供に包丁は使わせないようにします。火を使う場合は親が調理する姿を見せるだけで充分だと思います。子供に火を使わせることは、火傷や事故の危険性があるので子供に火は使わせません。また、それらの危険性を子供に教えます。

なぜ、私が、子供に包丁や火を使わせないかと申しますと、子供が小学校のうちはやはり危険回避の能力が大人ほどないからです。大人でも間違って指を切ったりしますよね。子供は刃物や火を扱う加減が大人のように理解していないため、思わぬことになりかねません。神経質すぎると言われるかもしれませんが、子供には絶対に包丁と火は使わせないようにお願いします。

 

3.プログラミングに挑戦する

プログラミングは、論理的思考や問題解決能力を育成することができます。例えば、Scratchを使った簡単なプログラミングに挑戦してみてはいかがですか。連休中は普段よりも子供と一緒にいる時間が多いので、親子でがっつり取り組めると思います。Scratchについては私の過去記事もあります。参考にしてみてください。

 

mamaeducator.hatenablog.com

 

4.天体観測をする

天体観測には、基本的には裸眼、双眼鏡の3つの方法があります。裸眼での観察は、月や惑星、星座などを見ることができ、双眼鏡ではより詳細な星座や惑星を見ることができます。さらに、天体望遠鏡を使うと、惑星の衛星や彗星、星の色や明るさも観察できます。私は裸眼でも充分に天体や宇宙の不思議さや奥深さを楽しめると思います。無料の星座アプリもいろいろあるので利用しても楽しいでしょう。

また、プラネタリウムで解説を聞きながら天体を見ることもは、大人にも楽しいひとときだと思います。宇宙について、天体について、親子で語り合う良い機会になります。

 

5.顕微鏡を使う

簡単な子供用の顕微鏡を入手して、植物の細胞や虫の体、また、日常的に使われている製品のなどを学びます。普段、目にすることのできない世界を観察することができます。顕微鏡を通して子供は自然界や科学技術に触れることができ、興味を拡大することができます。

 

6.楽器を作ってみる・音の実験

音の発生や音の伝わり方、音の高さや音量の変化などを実験して学びます。例えば、ストローで笛を作ったり、輪ゴムで弦楽器を作ったり、ペットボトルでマラカスを作ったりして音を楽しみます。でんでん太鼓づくりも楽しいと思います。親子で演奏会もできますね。

 

まとめ

STEM教育は、子供にとって非常に重要なものであり、家庭でも簡単にできる多くのアクティビティがあります。科学実験や料理、プログラミングなどは、子供の興味を引きつけ、子供の好奇心や探求心を刺激します。天体観測や顕微鏡の使用、楽器作りなどは、より特化したSTEM分野についての学習ができます。

これらのアクティビティから、問題解決能力や創造力、コミュニケーション能力を発展させることができると思います。また、子供が将来STEM分野に進む場合、これらの経験は大きな糧となります。

家庭でできるSTEM教育は、パパやママや兄弟姉妹と一緒にできる楽しい学習です。ぜひ、GWの連休のお楽しみの一つに取り入れてみてください。

 

ともきりママ