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幼児教育のやり方 その2 認知的な発達編

こんにちは、ともきりママです。

 

前回のブログ記事【幼児教育のやり方 その1】では大まかに概要をお伝えしました。

 

これから、その内容を深掘りしていきたいと思います。

 

 

そもそも、認知的な発達とは何でしょう。

 

幼児の認知的な発達とは、幼児が見る、聞く、触れる、味わう、嗅ぐ、などの感覚を通じて世界を理解する能力がどのように変化していく過程を指します。
 
この発達過程は、
言語発達、知識の獲得、思考、記憶、注意力、空間認識、数学的な概念
などのさまざまな面で進みます。
 
幼児の認知的な発達は生後数か月から約6歳までの範囲で起こると言われており、
就学前の幼児教育は重要であると考えられます。
 
では、親は何をしたらいいのか?
 
 
以下の5点をポイントとして押さえてください。
 
 
1.日常的な話しかけと説明
 
親は子供に日常的な話しかけや物事の説明をします。
絵本や物語を読んであげたり、いっしょに歌を歌うことも言語発達に役立ちます。
 
自分の思い、感情、考えなどを表現できるように子供の発する言葉をゆっくりと丁寧に聞いてあげることが大切です。
子供が言葉につまっても、「~でしょ?」と先回りせずに上手に誘導することが
ポイントです。
 
 
2.遊びを通じて身体的な活動を促す
 
走ったり、ボールを投げたり等、幼児は身体を動かすことで多様な動きを身に付け、
積極的に動く意欲を育むことができます。
 
体力は人間の原動力の為、健康維持だけでなく気力などの精神面の充実にも重要です。
もしも毎日の外遊びが難しい場合は、家でお手伝いをさせる等の工夫をしましょう。
 
 
3.数学や科学を通じて認知的な発達を促す
 
日常的に、数や形、大小、重さなどの概念を使った話しかけをします。
 
「こっちのケーキとそっちのケーキ、どっちが大きい?」
「お空のあの雲はどんな形?」などのように普通の会話に意識して取り入れます。
 
物を数える、重さを量る等の数学的なゲームもいいと思います。
運動会の玉入れを真似したミニゲームや、お菓子の重さを比べるゲームなど
子供が興味あることを取り入れて数学的なゲームを考えます。
 
また、身の回りの自然現象を観察し、簡単な説明をしてみましょう。
鉢植えのお花が蕾から花を咲かせる様子や、蝶々が飛ぶ様子など、目にした現象を
説明すると良いと思います。
 
特に、子供が興味を持っていることについて質問したり話し合ったりすることは、
子供の好奇心を刺激します。
もっと知りたい、という気持ちを育てます。
 
このような数学や科学の教育は、子供が自己学習することを促し、自己解決能力を
養うことができるので子供の能力を伸ばすにはとても有効です。
 
 
4.感情を理解することを促す
 
まずは、子供の自己表現をサポートすることがポイントです。
 
幼児は自分のことを表現できるほど十分な言語能力を持っていないので、
どんな気持ちなのか表現できる手段を提供します。
例えば、ニコちゃんマークのようなシールで子供に表現させたり、お絵描きで
自分の気持ちを表してもらう手段もあります。
 
じっくり向き合うことで親子の信頼関係が構築され、子供は何かあれば親に話す、
ということを学習します。
 
忙しい生活の中で子供とゆっくり話す時間が取れにくい場合もあると思いますが、
幼児期は親子の絆を強固に構築できる重要な時期なので、なんとか時間の調整を
つけるようにしましょう。
 
 
5.子供の成長に合わせて適切なサポートをする
 
子供の成長はとても速いので、年齢に合ったサポートを心がけます。
 
新生児期から約2歳までの子供は、主に感覚的な発達が著しい段階です。
親は、子供が触れ、嗅ぐ、味わう、聞く、見る、などの感覚を経験することが
できる環境を提供することで、子供の認知的な発達を促進することができます。
 
例えば、肌触りの良い産着、美味しそうな匂い、離乳食の味、親の顔の表情、
親の優しい声、温かいお風呂、などなどです。
 
2歳から6歳までの子供は、認知的な発達がぐんと伸びる段階です。
 
年齢に合った適切な教材(本やアート道具など)、子供に合う保育園や幼稚園選び、
親子で参加できるイベントなどを提供してあげます。
 
また、子供が興味を持っていることについて、さらに深掘りしてあげることも
効果的です。
 
子供が自己表現できる環境を常に維持していくことで、認知的な発達を促進することが
できます。
 
 
 
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次回も幼児教育のやり方について書いていきます。
 
読んで下さって、ありがとうございました。
 
ともきりママ