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子供との会話の重要性 イギリスでの子供とのコミュニケーション法

 

 

 

こんにちは、ともきりママです。

 

子供との会話がめんどくさいと感じたり、疲れることはありませんか?特に、忙しい時に限って、子供がワーワー話しかけくることがよくあります。その結果、適当な相槌を打ったり、生返事をしてしまうこともあるかもしれません。しかし、子供との会話は、親子の絆を深め、子供の成長や発達に大きな影響を与える貴重な機会です。今回は、子供との会話の重要性と私が長年イギリスで子育てを経験してきた中で得た知見から、親子の会話が子供にとってなぜ不可欠なのかについてお話ししていきます。

 

子供との会話の重要性】

子供との会話は時には疲れることもありますが、子供の成長と発達には貴重な機会であり、軽視すべきではありません。言葉の力は子供の発達に直結すると思います。なぜなら、会話を通じて新しい言葉や表現を学び、コミュニケーションスキルを身に付けることができるようになるからです。また、会話を通じて子供の思考力や創造性も育まれると思います。

子供との会話は、親子の絆の強化にも大いに役立ちます。子供が自分の思いを言葉にできることで、親子の絆は深まります。お互いを理解し合い、共感することで、子供は安心感や信頼感を得ることができます。

さらに、子供との会話は、子供に自己肯定感を与えます。子供が自分の意見や気持ちを自由に表現できる環境を提供することで、子供の自信が育まれます。親が子供の意見を尊重し、受け入れることで、子供の自己価値感が高まります。

コミュニケーションスキルの発達も、親子の会話によって促進されます。適切な言葉の表現や、相手を思いやる姿勢、相手の話を聞く力、など、コミュニケーションの基本を習得することができます。

このように、子供との会話は、親が考えている以上に子供の成長と発達に大切な要素がたくさんあります。子供との会話は、子供の言語能力、感情の表現、自己肯定感、自信、コミュニケーションスキルを伸ばす貴重な機会です。

 

イギリスの親のコミュニケーション法】

私がイギリスで経験した子育ての中で、親子のコミュニケーションが重視され、積極的な親子の会話が行われていることを感じました。イギリスの親たちは、子供との対話に時間を割き、子供の成長や発達においてそれが重要であると認識しています。

まず、イギリス人の親たちは子供の話に真摯に耳を傾けることを大切にしています。例えば、私がイギリス人のママ友と話している時、子供がママ友に話しかけると、ママ友は私との話を一時中断し、子供と向き合って話を聞いていました。このような姿勢は、私たちの文化ではあまり見られないかもしれません。私なら、自分の子供に「今、お話し中だから後でね」と言ってしまうと思いました。

イギリス人の親たちは、子供がまだ話し方が上手でなかったり、自分の意見を表現しようとしていることに対しても、優しく忍耐強く耳を傾けます。さらに、積極的に質問を投げかけ、子供が自分の思いや考えを自由に表現できるように誘導します。イギリスの親はママもパパも、子供から話しかけてきたら、何をおいても優先して子供の話を聞くという姿勢を持っています。

また、イギリスでは感情の表現を重視する文化が根付いています。親たちは子供が感じる喜怒哀楽に敏感であり、子供が感情を素直に表現できる環境を提供します。親自身も感情を表現し、子供と共感することで、子供は自己肯定感を養うことができます。このような感情のオープンなコミュニケーションは、子供の情緒面の発達や心理的な安定に寄与するものだと思いました。

さらに、イギリスの親たちは子供とのコミュニケーションにおいて、子供を一人の人間として尊重する姿勢を持っています。子供の意見や考えを大切にし、親も自分の意見や思いを伝えることで、共同で意思決定を行います。このような、参加型のコミュニケーションは、子供の自己肯定感や自己決定力の発達につながります。

イギリスの親たちは、子供とのコミュニケーションを通じて、子供の精神的な安定や心理面の健康に大きな役割を果たしています。子供が自由に話し、感情を表現し、自己を受け入れることができる環境は、子供の成長にとって不可欠だと思います。

イギリスの親たちのコミュニケーションスタイルから学ぶことは多いです。子供との会話に真摯に向き合い、耳を傾けること、感情の表現を尊重し共感すること、子供の意見を尊重して共同で意思決定を行うことなど、これらのアプローチは子供との絆を深めるだけでなく、子供の自己成長や発達にも大きく影響します。

 

まとめ

私たち親が日々忙しい中で、子供とのコミュニケーションに時間を割くことは確かに課題かもしれません。しかし、イギリスの親たちのように子供の話を優先し、会話を通じて絆を深めることは、子供にとって幸福感をもたらし、心の安定と健全な成長に大きな影響を与えるのではないかと私は考えます。

私が見てきたイギリス人親たちは、家事よりも子供を優先していました。家事は手抜きしても、子供とのコミュニケーションの時間を捻出することが一般的な印象です。仕事や家事で疲れ果てていると、子供との会話は正直なところしんどいものですが、イギリス人のように優先順位を変えるだけで、子供と話す時間を増やすことができるかもしれません。

子供との会話は単なる日常のやり取りではなく、子供の内面を理解し、共感し、成長を支える貴重な機会です。親として、私たちが子供とのコミュニケーションを大切にし、時間を割くことで、子供は自己肯定感を高め、自己表現力を身に付け、心の安定を得ることができます。大切な子供との会話の時間を確保し、一緒に笑ったり、悩んだり、成長したりする喜びを分かち合うことで家族の絆はいっそう強まるでしょう。子供の未来に明るい影響を与えることができる、親子の会話は実に重要な子育てだと私は考えています。