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おうち教育で子ども2人医学部合格

子供の言葉の発達について知っておきたいこと 



 

こんにちは、ともきりママです。

 

子供の言葉の発達には、親のアプローチが大きく影響すると思います。子供の言葉の発達は、コミュニケーション能力や学習能力、自己表現能力の向上につながるため非常に重要です。我が家では、上の子の1歳半健診で障害の疑いを指摘され、下の子は3歳でイギリスに引っ越したためバイリンガルの混乱がありました。それらの経験を交えて、子供の言葉の発達のために親が留意すべきことを書いていきます。

 

子供の言葉の発達について、押さえておきたいポイントは以下のとおりです。

 

  1. 言葉の発達は、年齢や個人差があります
  2. 言葉の発達は、親や周囲の人の話しかけ方が大きく影響します
  3. 言葉の発達は、専門家に判断をしてもらいます
  4. バイリンガルは2つの言語の習得に時間がかかります

 

 

1.言葉の発達は、年齢や個人差があります】

子供の言葉の発達には、年齢や個人差があることは知られています。一般的には1歳半で単語を、2歳児になると2語文が話せるかが目安のようです。個人差は、子供の発達が早いと感じることもあれば、遅いと感じることもあり、発達のスピードや順序が同じ年齢の子供と比べて異なることはよくあることです。

うちの上の子の場合、1歳半健診でママ、パパぐらいしか言えず、出された丸い積み木パズルを三角の形の場所に無理やり押し込もうとしたため、知能的発達に問題があるかもと指摘されました。健康でいつもよく食べ、よく笑う子なので何の不安も持たずに行った健診先での保健婦さんの指摘に、私は子供を抱いて泣きながら帰宅したことを今でもはっきり覚えています。

 

2.言葉の発達は、親や周囲の人の話しかけ方が大きく影響します】

子供の言葉の発達には、大人の影響が大きく関わっています。特に、生まれてから3歳までの時期は親や周囲の人の言葉かけが重要です。子供に対して、大人の積極的な話しかけは、非常に大切です。これは、私が痛感したことです。

1歳半健診から泣きながら帰宅した私は、早速遠方に住む私の母と義母に電話しました。そして、2人から同じことを言われました。「子供と会話する回数が少ない」と。当時、わが家は私と夫と子供の3人で親戚も知り合いもいない土地で暮らしていました。昼間は私と子供のみの生活で、朝ご飯中の話しかけから始まり、寝る前の絵本読みまで自分では充分コミュニケーションを取っているつもりでした。しかし、それは結果的に少ないコミュニケーションだったのです。確かに、祖父母同居家庭の同年齢のお友達はおしゃべりできていました。夫と相談して、子供が起きている間は2人でたくさん話しかけるようにすると、子供は話すようになりました。

 

言葉の発達は、専門家に診てもらいます

子供の言葉の発達の遅れは、とても気になるものです。健診で保健婦さんからきっぱりと指摘されてしまうショックは大きいものですが、その指摘がなければ子供の言葉の発達に気づかず過ごしてしまうことを考えると、ショッキングな指摘だとしても有難い指摘でした。もしも、あなたがそのような指摘を受けたら、まずは家庭内での子供に対する話しかけをメチャクチャ増やしてください。そして、簡単な絵本を一日に何回も読んであげてください。これで、かなり言葉が出て来ると思います。

しばらくしても、改善が見られない場合や不安が大きい場合は、迷わずに小児科のお医者さんに相談することをおすすめします。お医者さんが、専門的対応が必要と判断された場合、言語聴覚士などの専門家を紹介してもらえると思います。

 

バイリンガルは2つの言語の習得に時間がかかります】

バイリンガルの場合、2つの言語をどちらも母国語レベルにするためにはかなりの時間がかかります。例えば、国際結婚の場合であれば父親と母親が自国語で話しかけ続けることによって子供は自然な流れで2つの言語を習得できます。一方、両親が日本人で子供に日本語と英語のバイリンガルにさせたい場合、日本の生活において日常的に英語環境を作ることは難しいため、非常に時間がかかります。

うちの下の子供は、3歳でイギリスに引っ越したため、家の外は英語という環境で2つの言語を習得することになりました。イギリスに住めば自動的に英語を話すようになるかといえば、そう簡単ではなかったです。幼稚園で英語で遊んで、家に帰れば日本語の生活というパターンは子供にある種の混乱を与え、結果、どちらの言語も習得には非常に時間がかかるということを実感しました。私の個人的な見解ですが、日本で子供をバイリンガルにする場合、ある程度日本語を習得してからのほうが効率がいいと思います。

 

まとめ

子供の言葉の発達は上記の他にも、子供個人の言語習得能力や身体的な発達、生活パターンや大人の影響など、さまざまな要因が関わっていると思います。気になる場合は小児科に行くことが安心の解決策だと思います。

最後に余談ですが、子供の健診には、できれば夫婦そろって2人で行く、または、親や義親に付いてきてもらうことが母親にとっては心強いと思います。

 

 

ともきりママ