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おうち教育で子ども2人医学部合格

数学が得意になるには 後編 親のサポート方法

 

 

こんにちは、ともきりママです。

 

算数や数学が苦手になる原因はさまざまあると書きましたが、では算数や数学が得意になるにはどうすれば良いでしょう。これをすれば一発で得意になるというような魔法の方法はありませんが、親が地道にサポートすることで子供の力は伸びていきます。親がガミガミ言って勉強させるのではなく、子供の背中を少し押してあげる効果的なサポートをこれからご紹介します。

 

【親のサポート方法】

1.基礎からの確認

2.数学的思考力を培う遊び

3.数学的な習慣

4.理解できない箇所を放置しない

5.子供を褒める

 

 

1.基礎からの確認

数学は基礎的な概念や考え方が重要です。数学の基礎となる、数の比較、四則演算、分数、少数、割合、面積、体積などの基礎的な概念を学ぶことが大切です。特に、計算は基本の基です。計算能力を高めるために計算の練習は必要です。市販のドリルや計算アプリなどを利用して時間を決めて練習します。

また、学校の教科書の内容を理解し、教科書の問題や課題を自分で解けることが第一目標です。これをクリアできると塾などの学校の授業以外の問題にも自信を持って取り組めます。

 

2.数学的思考力を培う遊び

数学の問題は子供にとってはつまらないものかもしれません。しかし、クリエイティブなアプローチを用いることで楽しく学ぶことができると思います。数学的な問題をパズルやゲームを使ってクリアする練習が効果的だと思います。

具体的には、レゴやキュボロなどのブロックは、組み立てることで創造力や空間認識力を育てるだけでなく、数学的思考力にもつながります。組み立てる過程で、大きさや形、数や量、パターンや対称性などの数学的な概念を身に付けることができます。私の数学好きな子供は幼稚園の時からレゴが大好きで高校生になってもレゴを作っていました。

数学的なパズルや将棋などのゲームは、論理的思考力や問題解決力を養うのにピッタリだと思います。例えば、数独クロスワードなとのパズルです。他には、オセロや将棋、チェスなどは戦略的思考力や駒の動きや配置などの空間認識を、トランプのババ抜きは数のセットを考えたりできますし、またボードゲームでは、カタンや人生ゲームなどは家族みんなで楽しめて数学的な戦略を学べると思います。

以上これらは勉強をまったく意識せずに純粋に楽しめるのでおススメです。

 

3.数学的な習慣

数学的な習慣というと大げさですが、私たちは日常生活の中で買い物や料理、スケジュール調整など自然と数学的な習慣を実行しています。子供にもこの様な習慣を身に付けさせることは難しくありません。お小遣いを毎月一定額あげてお小遣い帳を付けさせお金の計算をさせる、自分の勉強時間や自由時間などの時間割りを決めて自分のスケジュールを管理させたり、お菓子を分けたり、料理を手伝わせたり、お手伝いの段取りを考えさせたりすることも有効だと思います。

 

4.理解できない箇所を放置しない

数学で理解できない箇所をそのままにしてしまうと、後で困ることがあります。数学の問題は一連のステップが積み重なったものであり、理解できない箇所をそのままにすると次のステップでさらに理解できなくなる可能性が大きいからです。また、問題の不正解になってしまう可能性もあります。そのため雪だるま式に理解できない箇所が大きくなってしまい、数学に苦手意識を持ってしまいがちです。そうならないために、わからない問題や疑問点が発生した時に、その場で解決していくことが大切です。場合によっては、家庭教師など有料の助けが必要になるかもしれません。言うまでもなく、学校の先生に聞くのが一番良い解決策だと思いますが、子供の性格によっては先生に聞きづらいこともあります。親の判断で適切な策を考えます。

 

5.子供を褒める

子供を褒めることは、子育てをしていく上で一番大切な行為だと私は思います。正直な話、私はあまり褒め上手な親ではありませんでした。肝心なところで褒めなかったことで、子供の心を傷つけてしまったこともあり今でも大きな悔いになっています。私が長年住んでいたイギリスでは、大人も子供もみんな褒め上手でした。子供同士でも誰かが成功すると手をたたいて褒めていました。

褒めて伸ばす、という言葉通り、小さな成功でも「すごいね」「よくやったね」と褒めてあげてください。褒めることで子供は自信をつけることができ、次の学習にも意欲的に取り組むことができます。

 

まとめ

家庭で子供が数学が得意になるためには、基礎を大切にすること、計算能力を鍛えること、遊びを取り入れること、お小遣い帳やスケジュール管理をすること、疑問点を解決すること、小さな成功でも子供を褒めることが重要です。これらのことを実践することで子供が数学に対して興味や自信を持ち、得意な分野となることができると思います。

最後に、家庭での数学学習には継続することが大切です。一回の勉強量が少なくても継続的に行うことで成果は現れると思います。途中で挫折を経験しても、諦めずに立ち上がり、継続することができるように、親はしっかりとサポートをしていきます。

 

ともきりママ