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おうち教育で子ども2人医学部合格

数学が得意になるには  前編 算数や数学が苦手になる原因

 

 

こんにちは、ともきりママです。

 

数学、好きですか。私は数学が苦手です。ところが、私の子供は数学が得意でした。特に上の子供は、イギリスの中学卒業時と高校卒業時の全国統一試験GCSEとA-Levelにおいて、数学が満点でした。なぜこんなにできるようになったのか。振り返りながら、今回のトピックを書いていきます。

 

我が家は上の子供が幼稚園年長、下の子供が年少の時にイギリスに引っ越しました。その後、長年住むことになり2人ともイギリスの大学の医学部に進みました。数学を得意にさせよう!という気持ちは私にはありませんでしたが、数をかぞえる遊びやパズルなどを楽しんでいたことを思い出しました。そういえば、将棋の藤井聡太さんが幼少期に遊んだキュボロというパズルが優れた知育玩具と紹介されたニュースがありました。数学的な刺激にはもしかしたらパズル系おもちゃが良かったのかもしれませんね。

 

 

  数学は計算ではない でも、計算は必要最低条件

小学校入学前に足し算や引き算をある程度できるように準備する親御さんや幼稚園は多いと思います。早い子は九九まで言えるように訓練を受けていたりします。確かに、計算をスラスラと速い速度で解いている子はすごいと思います。しかし、ここが落とし穴です。「うちの子、算数が得意だ!」と、親は油断してしまう可能性があります。計算は正確に速いほうがいいに決まっていますが、それイコール数学が得意になるとは限らないからです。

 

 数学が苦手になる原因 その1 基礎ができていない

数学だけではありませんが、特に数学は基礎の土台が必要な科目です。小学校の算数をきちんと理解できていなければ、中学の数学に苦戦してしまう可能性が大きくなります。小学校の算数、特に文章題はその後の受験でも重要なので、子供がわからない場合は親は助けてあげます。解けないまま、わからないまま、の状態を放置してしまうと後から巻き返す時間や気力は膨大になるため、日ごろのチェックは必要です。

 

 数学が苦手になる原因 その2 数学的思考力の欠如

数学的思考力とは、問題解決のための論理的思考や物事に対し筋道を立てて考える力を指します。子供の時から数学的思考力を培うことは、将来、数学に限らず科学、工学、ビジネスなど様々な分野で必要とされる能力です。数を数える、大きさを比べる、量を量る、など日常生活の中で身に付ける機会を子供に見つけてあげます。

 

  数学が苦手になる原因 その3 国語力の不足

数学の話なのに、なんで国語?と思われるでしょう。これは、イギリスから帰国したママ友たちが口を揃えて言っていました。論理的思考は言語でできています。国語がしっかりとできていなければ、文章題の問題文が正確に読み取れない、問題を解く思考能力が発揮されない、ということです。イギリスで現地校に通っていた帰国子女が日本に帰って困る教科は意外にも国語ではなく、数学だったという意見が多かったです。国語はどの科目にも非常に重要です。

 

 数学が苦手になる原因 その4 親が苦手だと言ってしまう

私のように教科の中で数学が苦手だという親御さんは少なくないと思います。そして、それを子供に言ってしまう場合もあると思います。子供はそれを素直に受け止めますから、算数・数学は難しいものだと頭にインプットしてしまいます。ネガティブな先入観を持ってしまうと、子供のモチベーションは下がってしまう可能性が出て来るので気をつけます。もしも、親が苦手だと伝えてしまったら、親は苦手だけど、あなたは良く出来てすごいね、と褒めてフォローします。

 

 

 

 

以上、原因について考えてみました。

次回は、算数や数学を得意にするために家庭でできる方法や対策をお伝えしようと思います。

 

ともきりママ