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おうち教育で子ども2人医学部合格

小学校低学年はテスト100点が当たり前? 後編

 

 

こんにちは、ともきりママです。

 

「小学校低学年の子供がテストで100点とれないのは、親の責任です」

 

テストの点数が全てではない、考える能力が大切なんだ、と思うものの、ママ友Nさんに面と向かってこう言われてしまうとグサッと心に刺さりました。

 

その当時の私は異国の地でも土曜日だけでも日本の小学校に子供が入学できることにウキウキしていて、日本で買ってきたランドセルや真新しい教科書を見るだけで満足しきっていたのでした。(イギリスの小学校ではお古の教科書を使いまわすので)

 

ママ友Nさんは親切な方で、自分がどのような方法で子供の勉強を見ているのか、また、そのためのタイムスケジュールの組み方までも披露してくれたのです。その教えてくれた方法と私自身とわが家の都合とを合わせて、私は自分なりに子供の勉強をみる計画を立てました。

 

子供の勉強チェック方法のポイント3点です。

 

1.時間を決める

2.定期的に学習状況を把握する

3.宿題や課題をチェックする

 

1.時間を決める

学校から帰宅した子供の学習時間を決めます。その時、親も一緒に学習に参加することが重要です。また、学習する場所も決めます。子供部屋やリビングの一角など場所と机の定位置を決めます。そうすることによって学習習慣を身につけさせていきます。また、低学年の内は集中力が続かないので1回30分が限度だと思います。国語30分、算数30分のように決めておくといいと思います。

 

2.定期的に学習状況を把握する

子供に何を学んでいるのかを尋ねたり、定期的に教科書やノートを見て学習状況を把握しておきます。その都度子供をほめてあげることも大事です。もし子供が理解できていない様子なら、一緒に勉強しようねとサポートしてあげます。「そんなことがわからないの」などのような否定的な言葉は子供のやる気を大きく損ねます。(私は言ってしまってました。。。)イライラしてもグッと堪えて、寄り添いましょう。

 

3.宿題や課題をチェックする

宿題を済ませることは、何よりも優先させるべきことであることを教えます。子供が慣れないうちは親も一緒に宿題に取り組むようにします。子供が一人でできるようになったら、最後にその宿題をチェックします。もし、間違いが見つかれば一緒に訂正したり、考えたりします。

 

 

以上のように、子供の勉強チェックは親と子のコミュニケーションを広げるだけでなく、子供の親に対する信頼感を与えると思います。低学年の時は学校の授業でわからないことがあっても、恥ずかしくて先生に聞けない、ということもあるかと思います。家に帰って親に聞けば教えてもらえるという安心感は子供に持たせてあげたいですね。

 

ただ、気をつけておきたいことは、遊ぶ時間や自由時間を確保せず厳しいスケジュールを作らないことです。休む時間は勉強時間と同じくらい重要です。例えば、30分国語の勉強したら、30分は休んでから、次の30分の算数をやる。そして、あとは家族団らんなどの自由にさせて、本の読み聞かせをしてあげて8時には就寝する。低学年のうちはこのような時間割でいいと思います。高学年になれば、徐々に学習時間が増えていくので低学年のうちからハードスケジュールにすると続かなくなってしまうと思います。

 

うちの子供たちが通っていたイギリスの学校で先生から言われた言葉は、

小学校のうちは子供に学習習慣を身に付けさせることが大切です」でした。

 

親が子供に「勉強しなさい」と言わなくても、自ら机に向かう習慣を身に付けるということです。そのためには、勉強時間と休む時間の両方がなくてはなりません。

 

ONとOFFをはっきりさせることが大学受験までの長い勉強生活を支える基本だと思います。

 

 

ともきりママ