早期教育 何歳から文字を教える?その方法は?
こんにちは、ともきりママです。
文字って、子供が何歳になったら教えたらいいのでしょう。なんとなくの感覚ですが、周囲を見回すと、3歳ぐらいに教え始める親が多いような気がします。私が住んでいたイギリスでも、だいたいそんな感じでした。当時3歳の下の子が通っていたナーサリーでも文字を使った遊びを導入していました。
イギリスの義務教育は5歳から始まります。5~6歳児はレセプションという名の学年で学校生活が始まります。次の学年(6~7歳児)からイヤー1,イヤー2と進んでいきます。5~6歳児のレセプションの学年には文字をスラスラ読み書きできる子、まったくできない子、ちょっとだけできる子とさまざまです。日本でいうところの年長さんの年なので当たり前ですが、イヤー1になる前にはきちんと読み書きできるように学校と家庭の両方で教えていきます。
イギリス人の親の教え方は、例えば、毎日絵本を読んであげる、アルファベットの歌を一緒に歌う、アルファベットのついた積み木やおもちゃを使って遊ぶ、などです。ドリルのようなものをさせたりはせず、また、書き取りのように勉強ぽいこともしません。
賛否あると思いますが、私個人としては、小学校に上がる前にひらがなだけは親が子供に教えてあげたほうがいいと思います。そして、自分の名前をひらがなで書けるように教えてあげたほうがいいと思います。なぜなら、文字が読めないことで自己評価が低くなったり、勉強の意欲が削がれてしまう可能性があるからです。
では、どのように文字を教えていけばいいでしょう。小さい子に教えるのですから、やはり遊びながら教えるのが一番効率が良いのではないでしょうか。
今や動画サイトにはこの手の歌があふれているので、子どもと一緒に歌えますね。
これは毎日の習慣にぜひとも取り入れてほしいです。私の場合は、毎晩お布団に入ってから読み聞かせをしました。文字を覚えるということよりも、単に子供たちが読み聞かせを望んでいたのです。そのうちに子供たちが自分で読みたいという気持ちになっていきました。
昔ながらのカルタは文字を覚えるのにピッタリな教材だと思います。超アナログな感じがしますが、親と一緒に楽しく覚えられるので子供の記憶の定着率は高いと思います。
重要なポイントは、親が一緒に遊ぶ、遊びながら覚える、ということです。
単に、ひらがなドリルをさせるよりも、親とカルタで遊ぶほうが、子供の記憶の定着率は高いと思います。親と遊ぶことが楽しい年齢ですから、子供一人でタブレット学習をさせるよりもずっと効果的だと思います。
イギリス人は家族が集まるとトランプやボードゲームを今の時代でも好む人が多く、子供とアルファベットのゲームを楽しむ親は多いです。ただし、きっちりしているのは、時間です。子供が起きている時間帯では子供と一緒に楽しむことを優先しますが、子供の就寝時間後は大人の時間だと決めています。就学前の子供の寝る時間はたいてい7時なので、それ以降は大人はゆっくりします。自分たちの時間はちゃんと確保しているので、子育てのストレスもたまりにくいです。
英語のアルファベットと日本語の文字とは覚える量も違うので一概には比較できませんが、それでも親と子と一緒に何かをする、ということが小さい子には学習しやすい方法だと思います。
ともきりママ