子育てのイライラ イギリス人から学ぶ解消法
こんにちは、ともきりママです。
子育てのイライラは、誰しも経験したことがあると思います。
子育てのイライラの解消法はいろいろありますが、今回は、私が暮らしていたイギリスで見たイギリス人親の子育ての様子をお伝えします。
ここで改めて、子育てのイライラの原因を考えてみますと、次の様なことが考えられます。
まずは、睡眠不足、これは身体的にきついですね。
次に、親としての負担、母親だから父親だからというプレッシャー。
そして、時間が限られている、特に仕事と子育てを両立している方は厳しいですよね。自分だけの時間が取れない、一人になりたい時もありますよね。
また、予期せぬ出来事、突然のケガや病気、また、子育て以外の急な用事も。
あと、金銭的な制限、お金に余裕がない、自由に使えないなど。
どれもストレスフルな原因だと思います。
日本人の親とイギリス人の親、同じ人間ですから子育てにストレスを感じ、イライラすることはあります。
では、イギリス人はどのように子育てのイライラを解消しているのか、私が知り合ったママ友たちはこんな感じでした。
1.すぐ支援を求める
2.どこでも体を動かす
3.自分ファースト
4.自分の時間を確保する
5.家事はいい加減で良い
1.すぐ支援を求める
夫が子育てするのは当たり前のイギリスでは、夫婦二人で子育てをしますが、やはり母親の割合は大きく、子育ての負担は母親に行きがちです。
なので、両親、義両親や兄弟姉妹に気軽に手伝いを頼みます。また、身内だけでなく、地域のサポートセンターに登録されているナニーやチャイルドマインダーも利用します。
日本でも、身内や親せき、公的サポートを頼る人は多いと思いますが、イギリスとの違いは、イギリス人ママはすぐ頼る、ということです。日本人ママなら自分でなんとか我慢してしまうような場合でも、イギリス人ママはすぐ支援を求めます。
2.どこでも体を動かす
これは、イギリス人独特なのか、私の周囲だけだったのかは定かではありませんが、ベビーカーで散歩の距離を長くする、子供との遊びは運動メイン、室内で子供を遊ばせながら横でヨガ、など運動をよくしていました。
3.自分ファースト
日本では、子供ファーストの風潮がありますが、イギリス人ママは自分ファーストです。
なぜなら、自分がハッピーじゃないと、子供もハッピーではない、からです。
なので、自分に過度の負担がかかる時は、すぐギブアップして助けを求めます。
4.自分の時間を確保する
イギリスでは、赤ちゃんや子供は夫婦とは別の部屋で寝ます。寝かしつけも、子供が眠るまで一緒にいるわけではなく、絵本を読んであげて終われば電気を消して、おやすみなさい、です。もちろん、時々見にいきますし、モニターを設置して監視する家もあります。
また、時間制、曜日制で子育てを夫婦で分担します。夫婦互いに一人の自由時間を確保して息抜きします。
5.家事はいい加減で良い
平日の料理は手抜きでもいいと考えています。冷凍食品やデリバリーに頼ったり、連日同じメニューでもOKです。
食器洗いは食洗機、掃除はロボット掃除機や外注、洗濯は乾燥機使用(干す手間がない)など家事の負担を減らせる家電にお金をかけます。
日本だと贅沢と思われるかもしれませんが、特に食洗機は私もおススメします。
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日本とイギリスでは、このように子育てに関する親の意識が違います。いい加減だなあ、と思う点はありますが、なるほど、と思う点もあります。特に関心したのは、自分ファーストの考えです。イギリス人が日本人より我慢強くないからだと思いますが、我慢しなくていい、ということは目から鱗でした。
日本の親、特にママさん達はつい子供や夫を優先して自分を後回しにする人が多いですよね。だけど、子育てのタスクや家事のハードルを下げることで、余裕を作り出すことができると思います。子供や家族を大切にする以上に自分を大切に優先していいと思います。
ともきりママ