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おうち教育で子ども2人医学部合格

子供を怒鳴ること イギリス人の叱り方

 

 

こんにちは、ともきりママです。

 

子供を怒鳴ることは、良くないことと知っていても、つい、怒鳴ってしまうことがありませんか? 

私は、ありました。疲れていたり、余裕がなかったからです。言い訳になりませんが。

 

 

そんな私がイギリスに引っ越して、イギリス人の親たちとたくさんお付き合いをしていくうちに、学んだことは【子供の叱り方】でした。

 

イギリス人の親も日本人の親と同様に、子供が言うことをきかない場合は子供を叱ります。叱りますが、怒鳴ることはありません。

一般的に、イギリス人は冷静であることを重んじる文化を持っています。

親と子の関係においても、調和を取りながら冷静にコミュニケーションを取ります。子供が言うことを聞かない時には、子供に対する説明や説得を行います。危険な時や非常事態でなければ、大声を出すことはありません。

 

イギリス人の親の子供に対する叱り方は、その人その人によって違いますが、共通したパターンがあることを学びました。だいたい下記のようなパターンです。

 

説得する ➡ 説明する ➡ 確認する ➡ これから ➡ 気持ちに寄り添う

 

説得する

まずは、不適切な言動を止めさせます。

説明する

何が悪いのか、なぜ叱るのか、状況などの説明をします。

確認する

子供が理解したかどうか確認します。

これから

これからどうすれば良いのかを話します。頑張ろうと勇気づけます。

気持に寄り添う

辛かったね、悲しかったね、のように、子供の観点に立って子供の気持ちに寄り添います。また、相手がいる場合は相手の気持ちも説明します。

 

上記の過程で、親は一貫して、厳しい顔(怖い顔)で子供の目をじっと見続けながら、いつもより低い声で冷静に語りかけます

これは、イギリス人の親は子供に対して、対話を重視し、子供の意見や感情を尊重することで子供の自立心を育てるためだからだと思いました。大声で怒鳴るよりも、これはかなり効果的だと思いました。

 

ただ、イギリス人の親は日本人の親ほど規則を多く設けていないので(特にお行儀や衛生面で)、子供を叱る(注意する)回数は日本より少ないかもしれません。(私の想像ですが)

例えば、トイレの後や食事の前に手を洗う、靴を食卓テーブルの上に載せない、土足でソファーに上がらない、ビスケットを絨毯の上で並べない、肉やソーセージばかり食べないで野菜もしっかり食べる、などのような規則はないと言っても過言ではないのです。

 

イギリス人の叱り方には、なるほど、学ぶものがありました。けれど、日本人の私の目から、「ここ、叱る時ではないの?」というシーンもたくさんありました。

 

 

 

ともきりママ