子供の教育 やってはいけないこと
こんにちは、ともきりママです。
子供の教育においては、優しくサポートすること、子供の人格や自立心を育てること、ポジティブな影響を与えることが大切ですが、実際に子供を教育していく過程では、親がキレてしまう場面が出て来ると思います。
今回は、子供の教育において、やってはいけないこと、を考えてみます。
やってはいけないこと
1.暴力や暴言
子供の身体や精神的な健康に悪影響をあたえることがあります。
2.差別や嫌がらせ
子供の自尊心を傷つけます。
3.強制
子供の自立心や自己責任感を育てることができなくなります。
4.意見や感情の無視
子供の自己価値感や自信を損ないます。
5.過剰なプレッシャー
子供のストレスや不安を引き起こす原因になります。
あなたは、これらに心当たりありませんか?
私はメッチャあります。
特に、子供の意見を軽視して私の意見や価値観を押し付けたり、忙しさにかまけて子供の話にテキトーに返事したりしていました。
さて、私たち家族が長年住んでいたイギリスでは、親の子供に対するアプローチは日本人の親とは違っていました。
日本人の私からすると、けっこういい加減でありえない、というシーンを何度も目撃しました。
なので、イギリス人の子供の教育の方法が日本のより優っているとは思いません。
けれど、以下のように学ぶこともたくさんありました。
1.子供の意見の尊重
親の意見を押しつけず、子供と議論する。
➡ 意見をはっきり言えるようになる。
2.子供の自己責任感の育成
プレッシャーを控えて、子供が自分で責任を持って行動することを見守る。
➡ 自立心が育つ。
3.子供の感情のサポート
子供の話を我慢強く聞いて理解してサポートする。
➡自尊心や自己肯定感を高める
このように、イギリス人親の子供に対する余裕のある接し方は、衝撃でした。
イギリス人が子供を【将来の大人】として扱っている証だと思い、できるだけ見習うようにしていました。
それから、もう一つ。
イギリスでは、怒鳴ること(shout)もNGです。
大きな声を出して強く言っただけで、怒鳴られた、と大騒ぎになります。
怒鳴られる、ということは、暴力を受けたと同等になるようです。
(怒鳴ることは子供同士でも大人同士でもNGです)
子供に対して怒鳴ることは、子供のストレスや不安を引き起こすことがあり、それによって子供は自信を失ったり、自尊心を傷つけられたリします。
その上、親と子の関係にも悪影響を及ぼすことがあります。
怒鳴り過ぎることで、子供は親に自分の本当の気持や意見を言えなくなったり、他人とのコミュニケーションや人間関係に対する警戒心や恐怖心を持つようになる可能性があります。
正しいコミュニケーション能力の育成の妨げになってしまうかもしれません。
怒鳴ってしまう前にやってみること3点
1.自分のストレスや忙しさを意識する➡冷静になれる
2.すべて後回しにして休息を取る➡価値観の基準を下げることで楽になれる
3.子供と過ごす時間を増やして相互理解を深める➡子供の愛情をいっぱい感じる
ちなみに、私が知っている多くのイギリス人ママたちは平日料理をしない人が多いです。
日本人ママのように手作りせず、冷凍食品やお惣菜をオーブンで温めるだけです。
そのため、子供と一緒に過ごす時間が多くなり、余裕ができるのだとと思います。
子供のために栄養バランスの夕食を支度するか、料理するより一緒に過ごす時間を取るか、考え方や方法はさまざまですが、何かこだわり過ぎているものが自分の中にあって余裕がなくなっているのかをチェックしてみるのもいいと思います。
自分の設定したハードルを下げてみることも時には必要かもしれません。
ともきりママ