イギリスの家庭教育 学習は楽しい
こんにちは、ともきりママです。
前回に引き続きます。よろしくお願いします。
夏休み前の小学校の先生との面談で、夏休みの勉強法を聞いて、先生から叱られた話を前回しました。
イギリスでは、週末や長い休みの期間に子供たちが勉強することはまずありません。
ONとOFF がハッキリしています。
イギリス人は、オンとオフがはっきりしています。
平日と週末、勤務時間と勤務時間外、学期と夏休み、などの区分はきっちりしています。時々、私は、融通がきかない面に遭遇し戸惑うこともありますが、それもお国柄だと思います。
さて、夏休みの話ですが、イギリスの小学生は、夏休みや週末は親戚や友達との楽しい時間を持つことも大切にされますが、同時にさまざまな活動を楽しみながら、多くのことを学んでいます。
例えば、子供向けの博物館や動物園などの観光、自然と触れ合う小旅行、スポーツやダンス、ボランティア活動の参加などで、これらは子供たちの知識やスキルを向上させ、また、自主性や協調性、リーダーシップ力を育てます。
このような経験は、子供の学校での試験の点数にダイレクトに影響があるわけではありませんが、子供の能力&学力に以下のような影響をもたらしていると思います。
1.知識の広がり
2.探求心の向上
3.社会スキルの育成
4.自己表現力の向上
1.知識の広がり
例えば、博物館、美術館、動物園などの観光活動や文化的なフィールドトリップは、子供たちに歴史や文化に関する知識を与えることができます。
2.探求心の向上
公園での植物や昆虫観察、図書館や家庭での読書や読み聞かせ、キャンプや旅行で自然と触れ合うことなどは子供たちの探求心を高めます。
3.社会スキルの育成
家族や親せきとの集まりや行事、地域の子供会やボランティア活動参加など両親以外の人たちと交流することは、子供に社交性を身に付けさせることができ、コミュニケーション能力を高めます。
4.自己表現の向上
スポーツやダンス、演劇など身体を使ったレクリエーション活動は、子供の自己表現力を育みます。
これらの活動により、イギリスの子供たちは新しい知識やスキルを学び、学習を楽しむことできるようになります。
学習することは楽しいこと
これが、学力向上の最大のスキルになるのだと思います。
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次回に続きます。
ともきりママ