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【小学校低学年必見】学習アウトプットで授業についていく方法:3つのポイント

 

 

こんにちは、ともきりママです。

 

新学年が始まって3週間ぐらい経ちました。子供たちは新しい環境や学習内容に慣れるために、日々努力していることと思います。小学校低学年の親御さんは、お子さんが楽しく通学し、学ぶ姿を見ていらっしゃることと思います。

 

まずは、元気に通学することが大切ですが、子供たちが授業内容についていけないことや、勉強が苦手意識につながってしまうことは、多くの保護者の方々が心配していることです。学習アウトプットは、学んだことを自分の言葉でまとめることや、学んだことを活用して何かを作るなど、学びを自分なりに消化してアウトプットすることです。このアウトプットを行うことで、子供たちは自分の理解度を確認し、不明な点を補完することができます。

 

今回は、学習アウトプットを取り入れることで、子供たちが授業内容についていけるようになるためのポイントを3つ、ご紹介します。ぜひ親子で取り組んでみてください。

 

 

学習アウトプットとは?】

学習アウトプットとは、学習した内容をアウトプット(出す)することで、理解度を深め、その学習内容を自分に定着させるための勉強方法です。

例えば、学習したことを自分でまとめたり、問題を解いたり、発表したり、誰かに話したり、することです。

学習アウトプットとは反対に、学習インプット(入れる)とは、授業を受けたり、教科書や参考書を読んだりして、自分の中に学習内容を取り入れることです。

 

勉強は、常に学習インプットと学習アウトプットのワンセットです。授業を聞いたらお終い、ではなく、必ず、その後の学習アウトプットを行う習慣をつけることで、理解度は深まり、知識の定着を促進し成績アップの可能性が大きくなります。

また、学習アウトプットを通じて自信をつけることができ、自己評価の向上にもつながります。

小学校低学年の子供には、この学習アウトプットの習慣ができるように親がサポートしていくことをおすすめします。

 

 

小学校低学年向けの学習アウトプットの方法

 

1.口頭で説明する(親がその説明を毎日聞く)

自分が学んだことを口頭で説明することで、記憶を呼び戻し、自分の理解度を確認できます。同時に、説明することでその理解度は深まります。親は、子供にどんな授業だったか、何を学んだか、何が難しかったか、などを聞いて、子供に説明させるようにします。

毎日のことなので、面倒くさいと思われるかもしれませんが、その確認作業を行うことで子供がちゃんと授業についていけているのかを知ることができ、素早い対策を講じることができます。

私の子供たちがイギリスの学校に通っていた時、子供が低学年のうちは毎日この確認をしていました。勉強のつまずきは、低学年の学習に端を発していることが多々あると思います。子供が自分で学習アウトプットを行うことができるようになるまで、親がサポートすることをおすすめします。

 

 

2.絵を描く(親がその絵の説明を聞いたり、質問したりする)

小学校低学年の子供は、学校の授業で学んだことを口頭でまとめたり、また、文字で表現することが難しいかもしれません。そんな場合、絵を描いて学習アウトプットする方法がおすすめです。絵を描くことで、子供は自分のイメージを広げることができ、記憶を呼び戻しやすくなると思います。例えば、授業で習った動物の話、国語で読んだ物語の話、地図や、交通マナーの話など、絵を描きながら学んだことを表現できます。

私は、子供が低学年のころは、勉強の話だけでなく、休み時間の話や先生の顔、友達と遊ぶ姿などを描かせていた時期がありました。描くことで記憶が定着し、想像力の向上の助けになったと思います。この方法もおすすめです。

 

3.シンプルなレポートを書く(親は読んでフィードバックする・褒める)

文字を覚えて文章を書けるようになったら、シンプルなレポートを書かせてみる方法もおすすめです。専用のノートを1冊用意してあげます。レポートといっても、短い文章で、最初は2~3行から始めます。例えば、「今日は○○を勉強しました。おもしろかったです。」でも大丈夫です。そこから質問をして学習アウトプットを広げていきます。

また、絵日記のような形にしても楽しく学習アウトプットができると思います。

 

 

【おわりに】

 

今回は小学校低学年の子供の学習アウトプットについてお伝えしました。

学習アウトプットは小学校低学年の子供だけでなく、この先勉強を続けて行く限り必要な作業です。

たくさん頭にインプットしてもアウトプットがなければ、学習効果は上がりません。いわゆる、成績が良い子供はこの学習サイクルを身に付けている場合が多いと思います。インプット→アウトプット→定着→更なるインプット→アウトプット→更なる定着;このような学習サイクルです。

つまり、授業を受けただけ、塾に行っただけ、誰かに教わっただけ、では学習効果は薄いと言っても過言ではないです。

 

学習アウトプットは単なる記憶の詰め込みではなく、自分の考えや理解を形にすることができる貴重な機会です。

小学校低学年の子供には、この学習アウトプットを一人で継続することは難しいため、親のサポートが必要になってきます。

そして、重要なのは、この学習アウトプットを習慣化して継続していくことです。

また、子供のアウトプットには必ず、褒めたり、励ましたり、背中を押したり、など、ポジティブな言葉をかけることです。そうすることで、子供は自信を持ち、更なる学習意欲を持てるようになります。

毎日、子供の勉強に付き合うことは親にとっては負担になる場合も多いと思いますが、小学校低学年で学習アウトプットを身に付けることは将来の助けになることなので、是非、実践してみてください。

 

 

ともきりママ