小学校 予習と復習どっちが大切?
こんにちは、ともきりママです。
家の勉強で、予習と復習のどちらが大事でしょうか。答えはどちらも大切ですよね。
予習復習のやり方やその割合は、勉強する子供によってさまざまだと思いますが、今回は予習復習のやり方をお話しします。とっくに知っていることかもしれませんが、改めて勉強法の見直しの参考になれば幸いです。
まずは、親はこのワンセットを改めて認識しておきます。そして子供にも教えます。
これは、学校の授業、塾の授業、習い事、仕事、全てに当てはまると思います。
【予習のやり方】
予習をすることで先生が説明する内容をあらかじめ把握しているため、授業の理解度が高まり、授業に集中するできます。
- 次の授業の部分の教科書や教材を読んでおきます。重要だと思う部分や分からない部分をチェックしておきます。
- 分からない点や質問があればメモなどの用意をしておきます。
【復習のやり方】
復習を繰り返すことは記憶を定着させることができます。また、復習することは知識が蓄積されていくことなので、次への学習がやりやすくなります。
- 教科書やノートを読み返し、不明瞭な箇所や理解できなかった箇所をチェックします。
- 自分に合った方法でまとめておきます。覚え書き程度で良いので、要点を箇条書きにしたり等、自分なりにまとめます。
- 復習には問題を解くことが効果的です。そのために問題集を1冊用意するといいと思います。問題を解くことで記憶の定着率や理解度が高まります。
小学生、特に低学年では、予習復習を自力でできない子供が多いと思います。親は、子供が予習復習をルーチン化できるようにサポートしてあげます。
【親のサポートについて】
- 学習環境を整えます。子供部屋または学習専用の個室を用意します。もし個室を用意できない場合は学習スペースを作ります。また、テレビや音楽などを消して勉強に集中できるようにします。
- 教科書やノートやプリントのチェックをします。低学年のうちは親がそばにいて一緒に見てあげて、予習復習のやり方に慣れさせます。
- 勉強時間を設定します。勉強時間は何時から何時までと決め、だらだらと長引かないようにします。また、遊ぶ時間や自由時間も決めておきます。勉強と遊びの両方の時間があることで、メリハリがつき、集中力が高まります。
学校の授業は基本でありながら、応用力をつけていく大事な土台部分です。学校の授業は割と簡単だから、塾の授業のほうが重要だと思う方もいるかもしれませんが、学校の授業は軽視できません。学校の授業に積極的に参加(発言するというより、きちんと聞いて理解すること)できる子供はその後の伸びる力を備えていくと思います。
予習➡授業➡復習、このパターンが習慣化するまで親は子供の勉強に付き合わなければなりませんが、ひとたび習慣化すると子供は自動的にやるようになるので低学年のうちは辛抱です。そのためには、繰り返しになりますが、遊びの時間も設定してあげます。
私の子供たちが通っていたイギリスの小学校では、小学生のうちは勉強ばかりせず、遊びやスポーツや家族との時間を大切にするように言われていました。ONとOFFをはっきりさせることが子供のモチベーションを育てるとのことでした。その通りにやってみると、なるほど勉強時間と自由時間の区別がはっきりして、わが家の子供たちは自ら進んで勉強するようになりました。もちろん、時間になれば自ら進んで遊んでいましたが。
ともきりママ