今日もがんばったね!

おうち教育で子ども2人医学部合格

子供の英語は英語圏の文化も勉強しなきゃ! 

 

 

 

こんにちは、ともきりママです。

 

新学年が始まりました。この4月から英語を始める子供たちは多いと思います。子供が英語を学ぶ時に、英語圏の文化や社会も同時に学ぶことは大切です。英語圏の文化を知り興味を持つことが、英語を学ぶ楽しさにつながり、理解力も深まります。今回は、英語圏の文化を学ぶことの大切さについてです。

 

 

 【目次】

  1. 英語と英語圏の国々の文化について
  2. 子供に英語圏の国々の文化を学ばせる方法
  3. 英語圏の国々の文化を理解するこで英語力がアップするワケ
  4. まとめ

 

1.英語と英語圏の国々の文化について

 

英語圏とは英語が公用語として使われている国々で、イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどがあります。英語を学ぶ上で、文化を理解することはとても重要です。なぜなら、言語と文化は密接に関連しているからです。例えば、英語圏では挨拶や礼儀作法が日本とは異なりますし、生活の様式も異なります。食べ物や生活習慣も異なります。そのため、英語を学ぶ子供たちは、このような文化的知識を身に付けることで英語をより理解しやすくなります。

また、将来的にも文化理解は子供の役に立ちます。文化的なトラブルを避けることができるだけでなく、グローバルなビジネスシーンでも、留学や旅行先でも、インバウンドの英語圏のお客様にも、あらゆる場面でより円滑なコミュニケーションを取ることができると思います。

 

 

2.子供に英語圏の国々の文化を学ばせる方法

 

英語圏の国のニュースを教える

テレビなどのニュースを見ながら子供に内容を説明ます。例えば、イギリスの王室の話題、アメリカの大統領選挙の話、オーストラリアの山火事のニュース、などなど、英語圏のニュースを説明することで、子供がそれらの国々に関心を寄せるきっかけになります。説明だけでなく、親の感想や意見なども添えて、子供の感想も聞き、話を展開させるようにします。

 

英語圏の国の行事を取り入れてみる

クリスマスやハロウィンは既に日本でも定着していますが、日本の祝い方は英語圏の国の祝い方とかなり違います。

私が住んでいたイギリスでは、クリスマスのお祝いは25日にします。日本では24日のイブの日にご馳走を食べますが、イギリスではイブの日は少し豪華な食卓でとどまり、25日クリスマス当日に家族そろって正式なディナーをいただきます。日本の元旦のポジションです。イギリスはカード文化の国なので、インターネットが発達しペーパーレスの時代の現在でも、クリスマスカードを家族や友人間で交換し合います。どの街にもカードショップは存在し、村の小さな雑貨店でもカードは置いています。今年のクリスマスに子供とカード作りをして英語でメッセージやサインをしてもいいと思います。

他にも、2月のカーニバルや春のイースター(復活祭)も英語圏の子供たちにはクリスマスと同じくらい楽しい行事です。カーニバルでは、子供たちは思い思いの仮想をします。イースターでは、色塗りしたゆで卵やチョコレートでできた卵を親が事前に庭や家の中に隠し、子供たちは当日朝に探し回ります。イギリスの小学校では、子供たちはヒヨコやおもちゃの卵や花飾りを付けたママ手作りの帽子(イースターハット)をかぶって登校します。イースターの日にちは毎年変わりますが、今年は4月9日です。家族でエッグハントを楽しめますね。

 

英語圏の国々の食べ物を試してみる

英語圏の料理を家庭で再現してみたり、お菓子を食べたりしすることで、英語圏の国々への興味を誘います。いつも食べているお菓子が実はオーストラリアのお菓子だった、ということもあるかもしれません。また、英語圏の朝食を子供と作ってみることも楽しい経験です。ベーコンエッグに焼いたトマト、トーストなど日本で手に入る食材で作れます。子供が大きい場合、お箸でなく、フォークとナイフだけで食事をすることもおすすめです。チキンをフライパンで焼いて、ブロッコリーやにんじん、ポテト等の温野菜を添えれば、立派な英語圏の国の夕食になります。

食べたり、飲んだりすることは、やはり一番記憶の定着に良いと思います。

 

*読書をする・映画や動画を見る

絵本でも物語の本でも、英語圏の国のものはたくさんあります。無理に英語の本を選ばなくても、日本語訳の本で英語圏の文化や習慣などを学びます。おさるのジョージくまのプーさんハリーポッターなどなど、読書は楽しみながら文化を学べます。

また、映画やドラマ、動画でも英語圏の国の生活や文化を知ることができます。ただし、見て終わりではなく、見た後、親と子で話し合うことが大切です。子供の理解にプラスして知識を授けます。

 

*旅行する

実際に英語圏の国に旅行することは、子供にとってその文化を身近に感じることができる貴重な経験です。現地の人々とのコミュニケーションや、観光地での体験などを通じて英語の実践力や文化への理解度を高めることができます。ただし、コストがかなりかかってしまうので、英語圏の文化を理解するためだけに旅行をするのはおススメできません。

 

 

3.英語圏の国々の文化を理解するこで英語力がアップするワケ

 

英語圏の国々の文化を知ることで、子供は異なる文化を理解できるようになり、世界観を広げることができるようになります。その結果、子供は英語を身近に感じ、より自然に学ぶことができます。英語は、遠い国の外国人の言葉、という先入観はなくなり、英語学習へのハードルは下がります。また、異文化を知る・体験する、ことで英語に対する好感度が上がり、モチベーションにつながりやすくなります。

そうして、英語学習は子供にとって受け入れやすい学習の一つになり、その学習効果は表れてくると思います。

 

4.まとめ

英語に限らず、どの外国語にも当てはまることですが、外国語学習において、その国の文化の知識なしでは語学力の向上することは難しいと思います。

英語圏の文化は日本の文化とは違うことを大人は認識していますが、子供はまだ知識や経験が少なく、英語圏の国は日本とどう違うのか、英語圏の人たちはどんな暮らしをしているのか、などを詳しい知識を持っていません。そのため、子供が英語学習を始める場合は、親は子供に英語圏の文化について教えていきます。教える、と言うと大げさですが、上記に述べたように普段の生活の中で実践しやすいものばかりです。

英語という言語とその英語を話す国の文化をワンセットとして学んでいくことで、子供の英語学習は効率よく進めることができると思います。

 

ともきりママ