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おうち教育で子ども2人医学部合格

子供の能力と学力を伸ばすヒント

子供の能力と学力は、遺伝的要因と環境的要因の両方から影響を受けます。

 

 

遺伝的要因は、子供が父親や母親から受け継いだ遺伝子によって影響を受けます。これらの遺伝子は、脳の発達や学習能力、記憶力などに影響を与えます。

 

 

しかし、遺伝的要因だけでは子供の能力や学力を説明することはできないと思います。

 

 

なぜなら、環境的要因も重要な影響を与えるからです。

 

子供が育っている家庭の環境、教育、経験などは、子供の能力や学力に大きく影響を与えます。良い環境と教育を受けることで、子供は豊富な知識やスキルを身に付け、学習能力を高めることができます。

 

そのため、子供の能力や学力は、遺伝的要因だけでなく、環境的要因とのバランスによって決まることが多いと考えられています。遺伝的要因は、子供が持って生まれる能力や傾向を決めますが、それを最大限に発揮するためには良い環境と教育が必要です。

 

遺伝的要因は変えることはできませんが、ここでは子供の能力や学力を伸ばす環境要因の一つである家庭環境についてお話しします。

 

 

良い家庭環境、というとお金持ちの家庭を思い浮かべる方も多いと思いますが、それほどお金をかけなくても、親のやり方次第で子供の能力や学力を伸ばせる家庭環境を作ることができると私は思います。

 

教育にはお金がたくさんかかる昨今の状況ですが、やみくもに大切なお金を使うことなく、周囲に振り回されず冷静に子供の家庭教育環境を整える術をこれからご紹介していきたいと思います。

 

 

1.読書の習慣を身に付けること

2.数学や科学に関する知識を楽しんで学ぶこと

3.目標設定や計画立てを学ぶこと

4.学習を支援する環境を整えること

5.感謝や評価をし、子供の成果を認めること

 
 
1.読書の習慣を身に付けること
 
子供が幼いうちから読書を楽しむようにすることで、読解力や言語力を養うことができます。読書は脳を刺激し、想像力を豊かにすることができます。
子供には自分が興味を持つ本を選んでもらうことが大切です。
就寝前の本の読み聞かせを習慣化することで本好きになれる可能性を広げます。
 
 
2.数学や科学に関する知識を楽しんで学ぶこと
 
数学や科学に興味を持たせるには、やはり体験しながら学習することが効果的です。
例えば、野外で植物や昆虫を観察したり、浜辺で貝殻の数を数えたり、家庭で簡単で安全な実験をすることで、理科や数学に興味を持つことができます。
 
興味を持つことで理解する能力が高まります。
 
 
3.目標設定や計画立てを学ぶこと
 
子供には目標を設定し、それを達成するための計画を立てることで、自己管理能力を高めることができます。子供が学校で得た知識を使って、家庭でも実践することも有効です。
目標は小さなことから始めて、子供に達成感を経験させることが大切です。
例えば、ボタンの服を着られるようにする、九九の3の段を覚える、宿題を忘れない、などなどです。
 
 
4.学習を支援する環境を整えること
 
子供には居心地の良いスペースや子供部屋、また、適切な時間を設けて学習をすることができる環境を整えることが大切です。
例えば、リビングや居間に小さな机(テーブル)を置いてみたり子供部屋を作って、学習スペースを確保します。宿題や作業する時はいつもそこを使います。ある日はダイニングテーブル、別の日はこたつ、のように宿題や勉強する場所を変えるよりも、一定の決まった場所が勉強するスペースにしたほうが、集中力が上がると思います。
 
同様に、勉強や宿題の時間はきっちり決めておきます。そうすることで、子供はオンとオフの区別をつける習慣を学びます。
 
 
5.感謝や評価をし、子供の成果を認めること
 
子供の成果を認めることは、子供の自尊心とモチベーションを高めるために非常に重要です。
 
認める方法には、積極的なほめ言葉や、成果を記録することなどがあります。また、子供に自己評価の能力を育てるために、子供自身が成果を見つけ、自分自身を褒めることも大切で自分に自信がもてるようになります。
 
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以上ですが、これらを実践するためには、まずは身の回りにある代用品を見直したり、図書館や児童館を上手に利用したり、なるべく出費をしないで工夫できるところを考えてみることをおすすめします。
 
ともきりママ