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おうち教育で子ども2人医学部合格

新学年に向けて いじめの予防と対策について その2

 

 

 

 

こんにちは、ともきりママです。

 

3.いじめに遭わないために

いじめは何がきっかけで起こるか予測がつかないものです。ちょっとした意見の食い違いから起きることもあれば、単にそこに居ただけでターゲットになることもあります。また、スポーツができる、成績が良い、異性にもてる、ピアノコンクールに出た、かわいい持ち物を持っている、などに対する嫉妬や妬みが、いじめに発展する場合もあります。親同士の関係も子供のいじめに影響することもあります。このような予測不可能ないじめに遭わないための予防法という魔法はありませんが、予防できるかもしれないという方法は、子供に教えておきたいものです。

 

1.目立たないこと

良くも悪くも目立たないことは、いじめに遭う確率を減らせます。目立てば、いじめをする子供の視界に入ります。新学年の新しいクラスが始まり少しの間は、とりあえず大人しくしておくことが賢いいじめ回避法だと思います。子供にこんなことを教えることに抵抗がある親もいると思いますが、私なら子供にそう伝えます。子供が低学年の場合は何も言いませんが、ある程度大人の話が理解できる学年になったら、そう教えておきます。クラスの中にいじめる子供がいるか、誰がいじめのポテンシャルを持っているか、が分からないうちは、その他大勢に紛れていたほうがいいと思うからです。

 

2.自己肯定感を高めること

自己肯定感が高いということは、自分に自信があることです。自分肯定感が高い子供は、自分の意見をはっきり言え、態度も自然と堂々としています。いじめる側から見れば、いじめをやりにくいタイプです。自己肯定感を高めるためには、自分に合ったスポーツや趣味を見つけたり、得意なことを見つけたりすることが大切です。

 

3.友達を大切にすること

友達とのコミュニケーションを大切にして友達と信頼関係を築くことは学校生活において大事な要因です。信頼できる友達を作っていくことで、いじめからバリアを張る効果があります。いつも一人でポツンとしないように、特に低学年の場合は親が子供の友達作りに協力します。親同士の信頼関係も大切になってきます。ママ友なんか不要、と考えずに親も友達を作ります。

 

4.身だしなみに気をつけること

清潔感に気をつけます。薄汚れたシャツ、ほころびのあるスカートやズボン、見るからに古い服、汚れた爪、磨いてない歯、ぼさぼさの髪、目やに、口臭、など、親が気をつけてあげることで、子供の身だしなみが整います。身だしなみがきれいな子供は、そうでない子供よりも、いじめに遭いにくいと思います。「きたない」「くさい」など、相手が付け入る先を作らないことは大切です。これは、親がすべき予防策です。

 

5.いじめに遭った場合の対処法を親子で話し合っておくこと

子供は自分がいじめを受けていても親に話さない場合が多いです。親は子供の気持に寄り添うことが大事です。そのためには、子供が親に話すことができるかどうかが重要な分かれ目になります。

子供が親に話さない理由は;

  • いじめではないと思いたい、自分でいじめを受けていると認めたくない
  • いじめを受けている自分が恥ずかしい
  • いじめを受けているみじめな自分の姿を見せたくない
  • 親に心配をかけたくない
  • 親に話すと先生に伝えられてしまう(チクったと言われる)
  • いじめがさらに悪化する

など、いじめに遭っている子供の心理は複雑です。子供が親に話しやすくなるように、自分のいじめの体験談を話すことはとても有効です。例えば、「お母さんも中学の時に仲間外れにされて辛かったけど、先生に相談して解決した」「パパも会社で上司から無視されているけど同僚に励まされた」など、いじめを受けたが誰かに相談して解決した、という経験を話してみることで、子供は、いじめは恥ずかしいことではなく相談できることだと理解できます。

そして、子供には万が一いじめや嫌がらせを受けた(受けたかもしれない)場合は、まずは親に話す、ことを教えておきます。親以外の大人に話すことでもいいと伝えておきます。

ただし、このような話をする場合は、重苦しい雰囲気にならないように、例えば、ご飯やおやつを食べながら、のようにリラックスした雰囲気の中で軽い会話で行います。不必要に子供を怖がらせないように気を配ります。

 

 

6.自衛の方法を教えておく

「いじめ対策」としてではなく、一般的に自分の身を守る方法を教えておきます。「いじめ対策」と連呼してしまうと、子供に不必要な恐怖を与えてしまうので、不審者対策として教えておいても良いと思います。

例えば、

  • 不快なことを言われても無視する
  • 何かあったら、声を出す・叫ぶ
  • 助けを求める(助けて!・誰か通報して!誰か来て!など)
  • とにかく、その場を離れる・逃げる
  • 誘われても(呼ばれても)行かない
  • 単独行動しない・常に誰かと一緒にいる
  • 体は鍛えておく・スポーツをする
  • 防犯ベルを使う

など、の自衛策は教えておきます。これらは通学途中の不審者遭遇だけでなく、一般的に何かの非常時に役立つと思います。

 

 

次回に続きます。

 

ともきりママ