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おうち教育で子ども2人医学部合格

小学校入学準備 子供の安全対策

 

 

 

 

 


こんにちは、ともきりママです。

 

お子さんが小学校入学する前に、親はどんなことを準備したら良いでしょうか。

ひらがなを教えるなどの勉強面、予防接種などの健康面などいろいろありますが、今回は安全面についてフォーカスしていきます。

 

私が長年住んでいたイギリスでは、一般的には12歳未満の子供は一人で外出することは危険であるため避けるように、という決まりがあります。NSCPP(全英児童防止協会)が定めている基準です。

 

通学も同じです。子供は常に親や保護者が学校まで送り迎えするのが普通です。子供が学校の門をくぐるまで見送り、低学年の場合は教室まで子供を連れて行きます。

下校時間には親は校門のところで待つか、また低学年なら教室まで迎えに行きます。

 

なぜそこまで過保護すぎるのか?

 

それは子供の誘拐や犯罪が多いからです。子供が犯罪に巻き込まれるのは、ほんの一瞬の出来事だということを社会全体が認知しているからです。日本のように子供が一人で道を歩いていたり、子供だけで児童公園にいたり電車に乗っていたりする姿は見かけることはありません。

 

留守番も同様です。子供だけで留守番をさせていることが発覚したら大変なことになります。知り合いの日本人家庭で、夕方子供を置いてお母さんが車で出かけた姿を隣人に見られ通報されました。お母さんが帰宅すると家の前にパトカーが停まっていたそうです。

 

私も同じような失敗をしました。車を路肩に駐車して目の前のパン屋でパンを買って車に戻ると警官が怖い顔で立っていました。ほんの3分ぐらいでしたが、車の中で子供たちを待たせていたのです。ほんの3メートル離れただけでしたが、めちゃくちゃ怒られました。

 

このようにイギリスでは社会全体で子供の安全は非常に厳しく守られています。

 

日本では、小学校の登下校は集団で行われることが多いようですが、一人で登下校する子も多いと思います。もしもあなたが子供の登下校の時間の都合がつくのならば、私は登下校を付き添ってあげることを強くおすすめします。けれど、お仕事で抜けられないなどの事情がある場合の方が多いかと思います。

 

では、登下校時の防犯のために子供に何を教えてあげるべきか、を考えてみました。

 

 

1.交通安全

2.通学路の点検

3.見知らぬ人からは離れる

4.一緒に集団登校する子たちの名前や連絡先を交換する

5.連絡方法の確認

 

1.交通安全

信号の見方、歩道の歩き方、歩道と車道の区別、横断歩道の渡り方、踏切の渡り方など、交通安全の基本をきちんと子供に教えておきます。ドライバー目線で気づいたことも注意しておきます。登下校時間に合わせて何回か子供と一緒に歩いてみると車の量や流れがわかるのでポイントを押さえやすいと思います。

 

2.通学路の点検

危ない場所がないか、できれば大人2人以上の目で点検します。川や橋、用水路、ガードレールのない狭い歩道、信号機のない横断歩道、大人の繁華街などをチェックして、遠回りになってもより安全な道を考えます。なぜ危険なのか、近寄ってはいけない理由を詳しく説明します。

 

3.見知らぬ人からのアプローチ

見知らぬ人から話しかけられたリ、近づかれたりした場合、どうするかを話しておきます。近くの店に飛び込むか、逃げ出すのか、無視して歩き続けるのか、防犯ブザーを鳴らすのか、どれが一番の解決策かは正直私にはわかりません。なぜなら、その時の場所や周囲の環境や相手の様子などで逃げる方法が違ってくるため、子供と一緒に通学路を点検した際に、どこに駆け込むのが良いとか決めておくのがいいと思います。

 

4.一緒に集団登校する子たちの名前や連絡先を交換しておく

これは事前に皆で実践しているかと思いますが、念のため連絡先を再確認しておきましょう。

 

5.連絡方法の確認

子供に携帯を持たせていない場合、親と子でどのように連絡を取るか決めておきましょう。親の電話番号や勤務先名など連絡可能な手段を渡しておきます。

 

 

 

これらの対策は、当たり前の危機管理ですが、これらの対策よりも、実際に親や保護者が付き添う以上の対策はありません。事件や事故は一瞬で起きます。めったにないことですが、そのめったが起きてからでは遅いのです。GPSがあったとしても、その瞬間を防ぐことはできません。

 

日本は比較的治安が良い国だとは思いますが、一人で歩いている子供を見ると心配してしまいます。

 

 

ともきりママ