子供の睡眠不足について
あなたのお子さんはたっぷり寝ていますか?
私の印象ですが、イギリスの子供たちは日本の子供たちより睡眠時間が長いのではないかと思います。特に、幼児や未就学児は6時から7時にはベッドに入るという習慣があり、また、中高生は日本の中高生のように日付が変わるまで勉強することはまずありません。
うちの子供達の就寝時間は、幼少期から小学校低学年までは夜7時、小学校高学年になると夜9時、中学生で夜10時、高校生では10時からどんなに遅くとも11時でした。息子曰く、8時間以上寝ないと学校の授業に集中できない、とのこと。授業内容を授業時間中に理解し消化することで家での勉強時間が少なくて済む、という理屈でした。
子供の睡眠不足は子供の成長に様々な影響を与える可能性があります。
*身体的な影響*
免疫力の低下、成長ホルモンの分泌定価、肥満のリスク増加など。
*心理的な影響*
注意力の低下、記憶力の減退、ストレスの増加、不安感など。
*学業成績の影響*
成績の低下、認知能力の減退、学習意欲の減少など。
睡眠不足の影響はこのように明らかに目に見えるものではないので、親は充分な日ごろから子供の睡眠時間を確保するように努めなければなりませんね。
では、どのようにすればいいでしょうか。
子供に適切な睡眠時間を取らせるヒントは以下のとおりです。
1 スケジュールを整える
毎日同じ時間に寝るようにします。
2.睡眠環境を整える
寝室は暗く、静かで、適度な温度を保つようにします。
スマホ等の画面は脳をアクティブにするため睡眠を妨げる可能性があります。
4.リラックスさせてあげる
寝る前にリラックスできるよう本を読んであげたり、優しい語りかけをします。
睡眠環境を整えるのは、住環境によっては簡単なことではないかもしれませんが、できる範囲でじゅうぶんな子どもの睡眠時間を確保してあげたいですよね。