将来、国際社会で活躍する子供たち No.5
こんにちは、ともきりママです。
前回から続き、今回は「英語力を活かした将来のキャリア展望」についてです。
5.英語力を活かした将来のキャリア展望
- 日本のグローバル企業で必要な英語力
- 海外企業で求められる英語力
- 就職において語学留学がもたらすメリット
【日本のグローバル企業で必要な英語力】
グローバル企業とは設立国以外でビジネスを展開する企業を指します。例えば、日本のグローバル企業の代表例としてトヨタが挙げられます。多くの企業が海外展開を進めている中で英語力はますます必要とされています。具体的には以下のとおりですが、あくまで私が考えた目安で必ずしも必要条件ではないので参考程度にしてください。
- ビジネスレベルの英語力:外国人とのコミュニケーションをあらゆる手段でスムーズにできるレベルです。ビジネスメールやビジネス文書、電話、会議、プレゼンテーションのスキルなどです。日常会話とは違い大事な商談ですから正確なリスニング力とスピーキング力は求められると思います。
- 英語の資格:TOEICやTOEFL、IELTSや英検などの英語のスキルを証明する資格を求められる場合もあります。英語資格は就職に有利になると思います。持っていて損にはならないのでどれか一つは獲得しておくことをおすすめします。目安になるスコアは各企業で違うと思います。もちろん、スコアが高いほど良いので全力で高スコアを目指しておきます。また、私は詳しくありませんが、国家公務員試験でもスコアによっては加算されるようなので、いずれにしろ、資格はあって邪魔にはなりませんね。
- マルチリンガルスキル: 英語以外の外国語のスキルがあると有利になる企業もあります。アジアに展開している企業なら中国語などのアジアの言語、中東に展開している企業ならアラビア語、などのように、英語にプラスアルファとして第2外国語を持っていると有利になるケースもあります。私は第一外国語が英語で、第二外国語がフランス語ですが、実際に欧州の金融系企業に就職する時に役立ちました。
【海外企業で求められる英語力】
- 高いビジネス英語力:海外企業で働く場合、ビジネス英語はできて当たり前の前提になります。ネイティブスピーカーとビジネスレベルでやり取りできるリスニング力、スピーキング力はもちろんのこと、高い読解力とライティングスキルが必要とされます。社内外のメールやレター、プレゼンテーション用の資料などを作成するために正確な英文作成能力が求められます。
- ビジネスマナー:ビジネスシーンにおけるマナーやエチケットも大切です。日本の礼儀作法を身に付けていても、海外では国によって違ってきます。英語においても、敬語はあります。私の子供が通っていたイギリスの小学校でも、また、家庭の中でも、先生や目上の人に対しての英語は丁寧かつ敬意を持って話すことを子供たちに教えていました。海外のビジネスでも同様にきちんとしたマナーと適切な敬語表現は必要です。
- 専門用語や業界知識:就職する企業の業界における専門用語や、技術、市場状況やトレンドなどの知識が求められることがあります。新卒でいきなり海外の企業に就職することは難しいかもしれませんが、その業界の知識を持っていればチャンスはあるかもしれません。面接時に英語で上手にアピールします。
【就職において語学留学がもたらすメリット】
- 英語力の向上:留学時は日常的に英語を使うため、リスニングとスピーキングの力は特に向上します。その結果、TOEICの点数は留学前より高くなることが期待できます。
- 企業からの評価の向上:語学力や異文化理解、グローバルな視野や自己成長の経験など、企業から評価されるポイントが増える可能性があります。
- 自信がつく:語学留学の大きな成果の一つは、自分の英語に自信が持てるようになることです。英語圏の国で生活し、現地で英語を学んだ経験は、大きな糧となります。英語を話すことに留学前より抵抗がなくなります。
以上のように、英語力を高めることによって、将来の可能性がより幅広いものになると思います。ここでは企業に就職するケースで話を進めましたが、他にも公務員やグローバルな自営業、研究者や宇宙飛行士など、多岐にわたる分野で活躍しやすくなると思います。
また次回に続きます。
ともきりママ